セブン&アイnews|6月既存店/コンビニ・ヨーカ堂・ベニマル・百貨店減収

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が6月の営業情報を発表した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は98.7%。客数96.2%、客単価102.6%。既存店客数は2018年11月から8カ月連続で前年を割っている。全店ベースの売上高は101.7%。店舗数は5月から8店純増の2万0973店舗。

7-Eleven,Inc.は、米国内既存店の商品売上高が101.6%と伸長したが、全店ベース総売上げは96.2%と減収だった。全店ベースの商品売上高は101.4%で、既存店商品売上高同様に伸びたが、ガソリン売上高が91.4%と低迷した。

(株)イトーヨーカ堂は、既存店客数が97.1%、客単価が101.7%で、商品売上高は98.7%。全店ベースの総売上計は98.2%。内訳は商品売上高が96.4%、テナント他の収入が102.9%だ。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は98.6%。客数が97.1%、客単価が101.5%。客数は2018年10月から9カ月連続で前年を下回っている。全店ベースの売上高は99.8%。

(株)そごう・西武の売上高は既存店と全店ベースともに97.3%。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズの既存店売上高は100.6%と前年を超えた。客数97.8%を客単価102.9%がカバーした。全店ベースでは99.0%と前年に届かなかった。

既存店売上高が前年を上回ったのは、米国の7-Eleven,Inc.101.6%と外食のセブン&アイ・フードシステムズ100.6%の2社だけだった。

コンビニエンスストアのセブン-イレブン・ジャパンをはじめ、スーパーマーケットのイトーヨーカ堂とヨークベニマル、百貨店のそごう・西武は前年に届かなかった。セブン&アイに異変が起こっている。

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