アークスnews|第2Q売上高2567億円0.3%減・経常利益12%減の減収減益

(株)アークス (札幌市中央区、横山清社長) が2020年2月期第2四半期の連結業績を発表した。

売上高2566億7300万円 (前年同期比0.3%減)、営業利益59億7300万円 (14.8%減)、経常利益68億8600万円(11.9%減)、純利益45億8000万円 (13.4%減) 。天候不順などによって売上高が減少したことに加えて、配達運送費や人件費などの販管費の増加もあって大幅な減益となった。

営業利益率2.3%、経常利益率2.7%。

2018年12月25日にアークス、(株)バローホールディングス、(株)リテールパートナーズの3社間で結成した「新日本スーパーマーケット同盟」は、2019年1月に提携推進委員会をスタートさせ、傘下に商品分科会、運営分科会、間接部門分科会、次世代領域開発分科会の4つの分科会を設置した。

商品分科会では、限定商品の販売と共同の販促企画を実施するとともに、生鮮食品については優良産地や生産者などの情報を共有し、共同調達・販売の取り組みを推進している。

運営分科会では、(株)バローホールディングスのスポーツクラブ事業である「スポーツクラブアクトスWill_G」を、アークスグループの既存店舗の施設内に新規出店することを決定した。

また、グループ内の「システム統合基盤構築プロジェクト」については、2014年6月の発足以来、システムベンダーとの協議調整を重ねてきたが、10月1日、店着納品分から全面的に新システムの運用を開始した。

新システムの稼働により、経営判断に必要な情報をこれまで以上に迅速かつ正確に把握する環境を整えることが可能になった。

さらに、東北地区におけるアークスグループ店舗網の更なる強化・拡大を図るべく、宮城県仙南地方を中心に9店舗を展開している(株)伊藤チェーンと、9月1日に株式交換による経営統合を行った。

アークスRARAカードは、プリペイドカード入会キャンペーンを従来にも増して強化したことで会員数は、前年同期末に比べて約8万人増えて298万人となった。

3月に「ビッグハウスししおり店」(運営会社(株)ベルジョイス) を新規開店し、4月には「ビッグハウス釧路店」を「スーパーアークス鳥取大通店」(運営会社(株)福原) として建て替えて新規オープンした。改装は、(株)ラルズ2店舗、ユニバース2店舗、(株)ベルジョイス3店舗、(株)道北アークス1店舗、(株)東光ストア1店舗の計10店舗で実施した。8月末のアークスグループの総店舗数は335店。

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