コナカnews|‘19年9月期年商607億円6.8%減・経常利益66.8%減、純損失拡大
(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が、2019年9月期の本決算を発表した。
2018年10月1日から2019年9月30日までの連結売上高は606億9800万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は7300万円(91.9%減)、経常利益は4億5400万円(66.8%減)だった。その結果、純損失は53億4400万円となり、前年同期純損失4億9300万円から大幅に損失額は膨らんだ。
主力のファッション事業は、売上高が580億9700万円(前年同期比7.6%減)。暖冬による防寒衣料の苦戦、クールビズによるカジュアル化、豪雨と台風などの自然災害の影響を受け厳しい結果となった。ただし、動きやすさ・イージーケアの機能性を追求した「ウルトラムーブシリーズ」「4Sシリーズ」など、ビジネス関連商品は伸長した。
「かつや」「からやま」を運営するフードサービス事業は、売上高が18億5000万円(9.0%増)と堅調に推移した。教育事業は、「Kids Duo」「Kids Duo International」は計画通りに推移し、売上高は7億5000万円(34.8%増)。
通年で、SUITSELECTを11店舗、DIFFERENCEを6店舗、フードサービス事業ではかつやを1店舗、教育事業ではKids Duoを3校、合計21店舗(校)を新規に出店した。一方で38店舗を退店し総店舗(校)数は542店舗(校)となった。
9月17日には女性顧客を有する(株)サマンサタバサジャパンリミテッドと資本業務提携を行った。また、10月23日には、主に九州地区で紳士服事業を展開している完全子会社の(株)フタタを吸収合併している。