サンエーnews|第3Q営業収益1486億円4.9%増・経常利益21.5%減
(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、上地哲誠社長)が2020年2月期の第3四半期の決算を発表した。
営業収益1485億9500万円(前年同期比4.9%増)、営業利益76億3500万円(27.8%減)、経常利益85億0100万円(21.5%減)、四半期純利益53億5200万円(22.4%減)と増収減益だ。
2割を超える減益と言えども、営業利益率5.1%、経常利益率5.7%である。
厳しい環境の中、サンエーは⑴人財力や仕組み力、商品力の向上に取り組むとともに、引き続き⑵企業理念の浸透、⑶七大基本の徹底、そして⑷既存店の活性化、効率化を図ることによって、顧客満足度の向上に努めてきた。
⑵の企業理念に関して、サンエーはユニークである。2つのコンセプトがある。
「人を好きになることを心がけ、
心のプラス発想で
「お客様の喜びを自らの喜びとする企業」を目指す。
善の発想が、いかなる逆境の中におかれても、
物事をプラスに変え乗り越えて行く原動力になる。」
「自分の進む道は、自分の責任で決める。
事業はロマンであり、流通小売業は気配りの芸術。
これらの実現には自主独立の精神が
絶対のものとなるという経営哲学。」
店舗展開については、6月に大型商業施設「サンエー浦添西海岸PARCO CITY」(沖縄県浦添市)を新規出店した。