ココカラファインnews|第3Q売上高3052億円0.3%増・経常利益3%減

(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)の2020年3月期の第3四半期決算は、売上高3052億4700万円(前年同期比0.6%増)、営業利益91億3000万円(3.4%減)、経常利益108億9000万円(3.0%減)、四半期純利益63億4400万円(7.1%減)と増収減益だ。

営業利益率3.0%、経常利益率3.6%。

天候不順による季節商材の売上げ不振や消費増税後の反動の影響などもあり、厳しい状況が続いているが、ココカラファインではIT活用による業務の合理化、効率化など生産性向上に努めた。組織上では「商品・店舗企画部」を新設し、マーケティング、商品選定、販売促進、店舗設計・改装等を行う一気通貫型の店舗づくりを行った。

またココカラクラブカードやスマートフォン用アプリ「ココカラ公式アプリ」、SNSや他社との共同販促などを活用した全方位営業に努めた。

調剤事業は、昨年の診療報酬改定への対応が進み、ジェネリック使用率も向上するなど収益は改善し、かかりつけ薬局・地域連携などの取り組みも進捗している。

第3四半期までに新規44店舗を出店、42店舗を退店し、収益改善を図るとともに32店舗の改装を実施した。12月末のココカラファイングループの店舗数は1356店舗。

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