エディオンnews|第3Q売上高5681億円5.3%増・経常利益25%減

(株)エディオン(大阪市北区、久保充誉会長兼社長)は、2020年3月期の第3四半期決算を発表した。

下期は、売上高5681億0600万円(前年同期比5.3%増)、営業利益100億8300万円(30.5%減)、経常利益113億8900万円(25.0%減)、純利益99億3100万円(2.8%増)の増収減益だ。

営業利益率は1.8%、経常利益率は2.0%。

第3四半期連結累計期間における家電小売業界では、消費税率引き上げ前の駆け込みによる増加からその後の減少と、需要が大きく変動した。商品別では、テレビ・洗濯機・冷蔵庫などが好調で、Windows7のサポート終了を控えていたことからパソコンも好調だった。しかし、天候不順や暖冬傾向のため、季節商品は前年を下回った。

同グループでは物流基盤とサービス体制の強化を図るため、全国でフリーペーパーや求人誌などの配送を行う(株)ジェイトップ(愛知県名古屋市、松本誠社長)を子会社化した。またプログラミング教育事業の強化を図るため、全国でロボットプログラミング教室などの運営を行っている夢見る(株)(大阪市淀川区、重見彰則社長)を子会社化した。 ジェイトップが持つ物流網と、夢見るが持つ教室運営ノウハウを、エディオンのビジネスに組み込むことで事業拡大を目指していく。

店舗展開では、家電直営店として「エディオンイオン上田店(長野県)」、「エディオンイオンタ ウン各務原鵜沼店(岐阜県)」、「エディオンブルメールHAT神戸店(兵庫県)」など6店舗を新設オープンし、5店舗を閉鎖した。非家電直営店は1店舗を新設し、5店舗を閉鎖した。
またフランチャイズ店舗は3店舗の純増となり、2019年12月末の店舗数はフランチャイズ店舗758店舗を含めて1191店舗となった。

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