アクシアルnews |第3Q 売上高1808億円1.1%増・経常利益0.6%減

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)の2020年3月期の第3四半期は、売上高1807億5300万円(前年同期比1.1%増)、営業利益73億1800万円(1.3%減)、経常利益75億1900万円(0.6%減)、四半期純利益49億4300万円(1.6%増)となった。

営業利益率4.0%、経常利益率4.2%。

スーパーマーケット事業の売上高は1802億2500万円(1.1%増)、営業利益は69億800万円(0.5%減)。

既存店の売上高は0.1%の微減だった。買上点数は前年同期に比べ0.9%、また一品単価も0.2%増加し、客単価は1.1%増。ただし、梅雨明けが遅く、お客の来店頻度が減少したため 、既存店客数は1.2%減少した。

商品販売における売上総利益率は、前年同期に比べ0.1ポイント改善して26.0%となった。

今期、イノベーション推進部を新設し、改革や革新への取り組みを組織的に推進する体制を整えた。またプロセスセンターの活用は第1四半期に農産・畜産・水産・惣菜加工品から取り組み、第3四半期までにベーカリー商品に拡げた。消費税増税対策には購買頻度の高いコモディティ商品について、価格の切り下げによる低価格訴求で対応した。またスマートフォンを利用した電子決済サービスを原信ナルスの全店舗およびフレッセイの一部店舗で導入した。

2019年10月に原信下飯野店(富山県富山市、売場面積655坪)、11月にフレッセイ有馬店(群馬県渋川市、売場面積638坪)を新設した。また、11月にナルス直江津東店(新潟県上越市、売場面積687坪)を移転新設した。改装は、7月に原信岩上店(新潟県柏崎市、売場面積794坪)とフレッセイ片貝店(群馬県前橋市、売場面積673坪)で実施している。

退店は、ナルス直江津東店の移転新設に伴い、9月に旧・ナルス直江津東店(新潟県上越市、売場面積378坪)と11月に原信春日新田店(新潟県上越市、売場面積625坪)の2店舗。グループ店舗数は原信が1店舗増加の65店舗、ナルス14店舗、フレッセイ51店舗の130店舗となった。

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