J.フロントnews|2月大丸松坂屋百貨店21.8%減・免税売上高75%減

J.フロントリテイング(株)(東京都中央区、山本良一社長)の2月度は、(株)大丸松坂屋百貨店が前年同月比21.8%の減収だった。博多、下関、高知の大丸百貨店を含む百貨店事業全体では21.4%の減収だ。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、訪日外国人観光客の大幅減により免税売上高が大きく前年実績を下回り、さらに国内消費も外出の自粛などによる入店客数減少の影響を受けた。免税売上高の速報値では対前年比約75%減(客数74%減、客単価3%減)となった。

大丸百貨店は、心斎橋店45.5%減、梅田店22.3%減、東京店16.1%減、京都店19.5%減、神戸店12.7%減、須磨店8.9%減、売場面積を縮小した芦屋店51.3%減、札幌店28.3%減と軒並み大幅なダウンとなっている。

松坂屋百貨店は、名古屋店14.0%減、上野店16.0%減、静岡店13.2%減、高槻店12.1%減、豊田店0.2%減。こちらも大幅ダウン。

また地方法人の博多大丸も18.4%減、下関大丸も26.3%減、高知大丸も6.8%減。

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