薬王堂news|年商1020億円11%増・経常利益率4.2%の好調決算
東北6県にドラッグストアを展開する(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が2020年2月期決算を発表した。同社は2019年9月2日に (株)薬王堂の完全親会社として設立された。
売上高は1020億1700万円(前年同期比11.1%増)、営業利益39億1400万円(0.7%増)、経常利益42億9500万円(1.4%増)、当期純利益31億2200万円(6.0%増)と増収増益だ。
営業利益率3.8%、経常利益率4.2%。
同社は販売価格や品揃えの強化を図って小商圏ドミナント出店を進めている。ドラッグストアは岩手県4店舗、青森県4店舗、秋田県6店舗、宮城県11店舗、山形県5店舗、福島県3店舗の33店舗を新規出店した。岩手県の1店舗を退店し、2月末の店舗数は297店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局2店舗)。
部門別の売上げはヘルスが8.7%増の214億3100万円。医薬品は健康食品、感冒薬等が、衛生用品ではマスク、生理用品が伸長した。
ビューティは8.1%増の165億3300万円。男性化粧品やヘアケア、オーラルケアが牽引した。
ホームは13.3%増と伸びて207億6500万円(13.3%増)。日用品は衣料洗剤、仕上剤、家庭紙、衣料品では肌着、履物、そしてペット関連商品が好調だった。
フードは12.2%増の430億5400万円。食品は飲料、菓子、日配品、酒類では酎ハイが伸びた。