ハローズnews|本決算年商1347億円5.8%増/経常利益7.6%増の増収増益
(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)が2020年2月期の本決算を発表した。
営業収益1346億5900万円(前年同期比5.8%増)、営業利益52億9000万円(7.6%増)、経常利益53億1200万円(7.6%増)、当期純利益35億4400万円(12.1%増)と増収増益だ。
営業利益率、経常利益率ともに3.9%。
販売促進面においては、生活防衛企画及び自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。また、10月からの消費税率引き上げに伴って、顧客の生活支援のためのポイント優遇施策の強化および約400品目の低価格販売を開始した。
商品面においては、継続して重点販売商品の育成、産地開発商品の増加およびプライベートブランド商品のシェアアップを行った。また、2019年8月には産学連携の一環として、岡山県立大学と共同開発した栄養バランス弁当第7弾の販売を開始した。
店舗運営面においては、2019年3月に広島県尾道市の東尾道店(直営のベーカリー新設、売場面積300坪型を450坪型へ増床)、4月に香川県丸亀市の丸亀店(売場面積600坪型)、6月に広島県福山市の春日店(売場面積300坪型)および7月に岡山県岡山市の東岡山店(売場面積600坪型)をハローズの新しいタイプの標準店舗へ改装し、買物がしやすい環境づくりによる店舗の魅力アップを図った。
また、直営のベーカリーの新設およびセルフレジの設置を推進し、顧客の利便性の向上に取り組んだ。一方で、自動発注対象商品の拡大による欠品対策および作業効率の改善を図った。
店舗開発面では、2019年10月に徳島県阿南市へ津乃峰店、12月に同県徳島市へ佐古店、2020年1月に同県板野郡北島町へ北島中央店、2月に兵庫県姫路市へ香寺店を、売場面積600坪型24時間営業の店舗として新規出店した。これにより、店舗数は広島県28店舗、岡山県25店舗、香川県11店舗、愛媛県7店舗、徳島県8店舗、兵庫県7店舗の合計86店舗となった。