カワチ薬品news|年商2703億円1.7%増・経常利益19%、調剤薬局併設進む

(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2020年3月期の本決算を発表した。

売上高2703億1300万円(前年同期比1.7%増)、営業利益56億7500万円(30.1%増)、経常利益65億7300万円(19.1%増)、当期純利益38億2200万円(89.5%増)と増収増益だ。前期に15億3500万円の減損損失があったため当期純利益が増加した。

営業利益率2.1%、経常利益率2.4%。

カワチ薬品グループでは、強固なエリア基盤構築のためにドミナントエリアでの出退店を進めている。9店舗を新規出店し、5調剤薬局を既存店に併設した。一方、4店舗の退店があった。期末の店舗数は339店舗(うち調剤併設116店舗)となった。

部門別の売上高は「医薬品」が465億2700万円(3.2%増)、「化粧品」が226億2100万円(2.1%減)、「雑貨」が762億2100万円(2.6%増)、「一般食品」が1240億4600万円(1.3%増)。

2021年3月期は出店を12店舗、退店を3店舗、調剤薬局を7件併設する計画である。売上高2700億円、営業利益50億円、経常利益60億円、当期純利益40億円を見込む。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞があるので、慎重な数字だ。

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