三越伊勢丹news|4月売上高前年81.3%減/ 緊急事態宣言発令後全館臨時休業

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が4月の売上高速報を発表した。

国内百貨店は、既存店が前年同月比18.7%の81.3%減と7カ月連続で前年実績を大幅に下回った。新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言発令を受けて、首都圏三越伊勢丹をはじめ、グループ百貨店全店舗において、順次全館臨時休業や食品フロアのみの営業体制となった。

首都圏の全店舗では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に4月4日・5日、および緊急事態宣言発令後の4月8日以降、全館臨時休業とした。一方で、百貨店の店頭売上げには含まれないが、一部臨時休業後も稼働していたEC事業は先月に引き続き好調だった。免税売上げは入国制限の強化や臨時休業が国内百貨店全店舗に拡大したことにより、大幅に落ち込んだ。

伊勢丹新宿本店9.8%の90.2%減をはじめ、三越日本橋本店11.7%、三越銀座店5.1%、伊勢丹立川店14.0%、伊勢丹浦和店11.9%。首都圏の伊勢丹や三越は激減した。

一方、途方年の国内グループ10店舗は前年同月比31.4%の68.6%減だった。函館丸井今井48.9%、広島三越36.6%、静岡伊勢丹36.5%、名古屋三越36.4%、新潟三越伊勢丹35.4%、仙台三越35.1%、高松三越34.0%、岩田屋三越68.5%、松山三越32.9%、札幌丸井三越29.2%。

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