ダイイチnews|第2Q売上高213億円5%増・経常利益12%増/増税後も堅調
(株)ダイイチ(北海道帯広市、鈴木達雄社長)が2020年9月期の第2四半期の決算を発表した。同社は帯広ブロックに10店舗、旭川ブロックに8店舗、札幌ブロックに5店舗を展開するスーパーマーケット企業。
上半期の売上高は212億9900万円(5.0%増)、営業利益9億2200万円(12.7%増)、経常利益9億2900万円(12.4%増)、四半期純利益6億2800万円(53.7%増)と増収増益だ。四半期純利益の伸び率が大きいのは、前期に2億2563万円の減損損失があったためである。
営業利益率4.3%、経常利益率4.4%。
消費税増税後はポイントカードを活用した販売促進や、週間の販売計画に連動した売場づくりによって堅調に推移した。
地域別では、帯広ブロックは93億1900万円(前年同期比6.4%増)、旭川ブロックは66億2200万円(前年同期比3.5%増)、札幌ブロックは53億5400万円(前年同期比4.2%増)。売上総利益率は、商品調達コストの見直しや店舗規模に合わせた商品政策の見直しにより、24.9%と改善した。また、販売費および一般管理費は総額では増加したが、売上高に対する比率は21.9%と前年同期に比べ0.3ポイント改善している。
「移動スーパー(とくし丸)」事業は、3月末現在で8台が運行している。
今期は重点実施事項に「既存店の改装とスクラップ&ビルドの推進」を掲げていて、3月に旭川ブロックにおいて西店を改装し、豊岡店を閉鎖した。