LIXILビバnews|’20年商1886億円4.2%増も経常利益7.1%の減益
(株)LIXILビバ(埼玉県さいたま市、渡邉修社長)が2020年3月期の本決算を発表した。
2019年度は天候不順、消費税増税、新型コロナウイルス感染拡大によるプロモーションの自粛などの影響を受けたが、新店の押上げ効果もあり、売上高は1885億6000万円(前年同期比4.2%増)と増収だった。一方、営業利益は100億1000万円(7.5%減)、経常利益は93億8900万円(7.1%減)、純利益は65億9700万円(64.2%減)と減益となった。
なお、今期純利益の前事業年度には「抱合せ株式消滅差益」117億4400万円が含まれており、「抱合せ株式消滅差益」を除く今期純利益の実質前期比は1.5%の減益である。
営業利益率5.3%、経常利益率5.0%。
主要商品部門別で見ると、リフォーム関連は売上高763億3900万円(6.7%増)、ホームセンター商材は売上高663億5000万円(2.0%増)、一般商材は売上高439億8300万円(3.7%増)、その他は売上高18億3200万円(3.3%減)だった。
店舗は、4月にスーパービバホーム四日市泊店(三重県四日市市)、5月にスーパービバホーム志摩店(福岡県糸島市)、9月にスーパービバホーム小田原国府津店(神奈川県小田原市)、10月にスーパービバホーム大木店(福岡県三潴郡大木町)、12月にビバモール本庄(埼玉県本庄市)、2月にビバモール甲斐敷島(山梨県甲斐市)、3月にビバモール東松山(埼玉県東松山市)の7店舗を新規出店した。これにより期末店舗数は102店となった。