スギnews|’20年第1Qは売上高1500億円16%増・経常利益17%増
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、榊原栄一社長)が2021年2月期の第1四半期の決算を発表した。
新型コロナウイルスの影響を受けた3月~5月の売上高は1499億8500万円(前年同期比16.3%増)、営業利益89億6000万円(20.8%増)、経常利益92億6700万円(17.2%増)、四半期純利益61億9300万円(17.4%増)と大幅な増収増益となった。
営業利益率6.0%、経常利益率6.2%。
ドラッグストア業界はマスク、除菌剤などの一部商品の需要が急増した。巣ごもり消費で生活必需品、食品などの需要も増加した。しかしインバウンド需要の急激な落ち込みや、医療機関への受診者数減少に伴う処方箋調剤の患者来店数の減少なども生じている。
スギホールディングスグループでは、効率の高い店舗運営を目指して店舗および本部業務の見直しや削減を図り、また各種システムの開発・導入などコスト低減に取り組んできた。営業力強化ではカウンセリング販売の推進、付加価値型の自社開発商品の販売拡大、スギ薬局公式アプリやスギサポwalkなどのデジタル強化を進めている。
38店舗を新規出店して、6店舗を閉店した。5月末の店舗数は1319店舗(前期末比32店舗増)。