ニトリnews|第1Q 売上高1738億円4%増・経常利益22%増/巣ごもり商品伸長

(株)ニトリホールディングス(北海道札幌市、白井俊之社長)の2021年2月期第1四半期は、売上高が1737億8000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益372億1600万円(22.3%増)、経常利益373億6100万円(21.6%増)、四半期純利益255億1900万円(25.4%増)と増収増益だ。

営業利益率21.4%、経常利益率21.5%。

為替予約や原価改善により売上総利益が改善した。販管費は、新規出店や通販の発送増加による人件費の上昇や、ニトリネット刷新の運用・保守による修繕費が増加した。しかし広告媒体の紙面媒体からWEB媒体への転換を進めたことや、緊急事態宣言に伴う広告自粛により広告宣伝費が減少した。

中心的事業である家具・インテリア用品の販売事業の売上高は1707億8300万円(4.0%増)。

ホームファッション商品では、フラットデザインの多用途収納ボックス「Nインボックス」や、ネジや工具を使用せず組み立て時間を大幅に短縮した「Nクリック」シリーズなどの収納ケースの売上げが大きく伸長した。また、食器を中心としたキッチン・ダイニング用品やキッチン収納が好調に推移した。TVCM効果もあって接触冷感素材を使用した「Nクール」シリーズが売上げを牽引した。家具については、在宅勤務の増加に伴い、パソコンデスクやワークチェアなどのホームオフィス家具の売上げが大きく伸長した。

5月末の店舗数は8店舗増加して549店舗。海外は台湾30店舗、米国2店舗、中国34店舗で合計66店舗。国内・海外の合計店舗数は615店舗。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧