神戸物産news|第3Q売上高2594億円17.7%増/業務スーパー事業が牽引

(株)神戸物産(兵庫県加古郡、沼田博和社長)が2020年10月期の第3四半期の決算を発表した。

売上高は2593億6200万円(前年同期比17.7%増)、営業利益186億7900万円(28.9%増)、経常利益184億8500万円(26.6%増)、四半期純利益116億5600万円(25.4%増)と増収増益だ。新型コロナウイルス感染症拡大防止によって内食需要が高まったことが経営成績に好影響を及ぼした。

営業利益率7.2%、経常利益率7.1%。

業務スーパー事業における売上高は2398億2500万円(23.7%増)。関東エリアや九州エリアへの出店を中心に新規出店を進め、36店舗を出店(直轄エリア26店舗、地方エリア10店舗)し、15店舗を閉鎖した。純増21店舗となり、総店舗数は7月末で866店舗となった。国内グループ工場や自社輸入商品によってプライベートブランド商品の開発に注力した。また、

「平禄寿司」「壁の穴」「村さ来」など外食業態を展開するクックイノベンチャー事業の売上高は157億7200万円(30.8%減)の減収だ。消費税増税に伴う強い節約志向や労働力不足による人件費の上昇、原材料価格の高騰などが続いた。加えて、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部店舗において営業時間の短縮や臨時休業を実施した。

神戸クック事業は、15億9500万円(5.0%増)、エコ再生エネルギー事業は17億8800万円(1.1%減)だった。

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