DCMnews|第2Qコロナ特需で売上高2530億円11%増・経常利益76%増

DCMホールディングス(東京都品川区、石黒靖規社長)の2021年2月期第2四半期は、売上高が2530億1900万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は223億0000万円(75.9%増)、経常利益は222億3700万円(78.5%増)、四半期純利益は151億3600万円(78.4%増)の増収・大幅増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに8.8%。

マスクやアルコール除菌、ハンドソープなど新型コロナウイルス対策商品が好調だった。外出自粛による家庭内需要の増加や在宅勤務の拡大などから、園芸用品、DIY用品、インテリア用品なども大きく伸長した。DCMブランド商品も貢献した。

一方で、消費税増税の反動減と感染症拡大から、工事リフォーム関連は低調だった。

部門別では、ガーデニングの需要が拡大した園芸部門の売上高が422億9300万円と14.1%、ホームインプルーブメント部門は516億0300万円の前年同期比15.4%増と高い伸びだ。

ホームレジャー・ペット部門の売上高は371億6800万円の7.2%増。室内スポーツ・トレーニング用品や近場で楽しめるレジャー用品が好調に推移した。

ハウスキーピング部門は588億4200万円の11.1%増。感染症対策商品のほか、在宅が増えたことで調理用品や清掃用品も好調だった。

ホームファニシング部門は149億9400万円の14.0%増。在宅勤務の拡大によってビジネスチェアやデスクといったオフィス家具の需要が伸びた。

ホームエレクトロニクスは226億2200万円の12.9%増。猛暑の影響から空調冷房機器や調理家電が好調に推移した。

DCMグループの3月~8月の新規出店は6店舗、退店は2店舗で、8月末の店舗数は677店舗。企業別ではDCMカーマ168店舗、DCMダイキ156店舗、DCMホーマック299店舗、DCMサンワ32店舗、DCMくろがねや22店舗。

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