ニトリnews|第2Q巣ごもり消費で売上高2635億円12.7%増・経常43.4%増

(株)ニトリホールディングス(北海道札幌市、白井俊之社長兼COO)の2021年2月期第2四半期決算は、売上高3624億8100万円(前年同期比12.7%増)、営業利益805億9600万円(45.0%増)、経常利益810億6700万円(43.4%増)、四半期純利益497億6400万円(35.1%増)と増収・大幅な増益だ。

営業利益率22.2%、経常利益率22.4%。

緊急事態宣言の解除後、客数が増加し、売上げが伸長した。とくに、巣ごもり需要の高まりやテレワークの浸透を受け、収納整理用品やキッチン・ダイニング用品、ホームオフィス家具が売上げを牽引した。梅雨明け後の気温上昇の影響もあって季節寝具・寝装品の売上げも好調に推移した。またEC事業については、外出自粛要請の影響を受け、売上げは大きく伸長した。

家具・インテリア用品の販売事業の売上高は3558億2500万円(12.9%増)。前年度から成増店で取り組んでいる新たなプロトタイプ(標準型)づくりは、商品分類、商品構成の整理、コーディネートシリーズ別の提案、プレゼンテーションの強化など、トータルコーディネートをより訴求できていることで、1人当たりの買い上げ品目数が伸長している。成増店の成果を新店や改装店に水平拡大していく考えだ。

8月末の国内店舗数は13店舗増え554店舗となった。また海外は、台湾で4店舗を出店した一方で、台湾で1店舗、中国で2店舗を閉店した。店舗数は台湾33店、米国2店、中国32店と合わせて67店舗となり、国内・海外の合計店舗数は621店舗。

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