マックスバリュ東海news|第2Q営業収益1794億円73%増・経常利益3倍

マックスバリュ東海(株)(静岡県浜松市、神尾啓治社長)の第2四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益が1794億4300万円(前年同期比72.9%増)、営業利益62億5200万円(178.3%増)、経常利益61億8400万円(200.1%増)、四半期純利益35億1300万円(同249.7%増)だ。2019年9月1日付でマックスバリュ中部(株)と経営統合している。

営業利益率は3.5%、経常利益率は3.4%。

コロナ禍における「内食」「個食」需要の高まりや、根強い節約志向への対応から、火・水曜市、「お客さま感謝デー」といった得意日と週末の販売体制を強化して、生鮮食品や購入頻度の高い商品の価格訴求、個包装による小容量の品揃え、専用アプリからの割引クーポンの配信などに取り組んだ。また訪日外国人や外食需要の減少から需要が落ち込んでいる「じもの」商品の消費機会を拡大させるために、「じもの応援セール」を開催するなど、生産者支援を積極的に行った。こうした取り組みから既存店売上高は8.1ポイント増加した。

3月・4月に静岡県西部エリアでネットスーパーを2拠点開店した。3月にマックスバリュ湯河原店(神奈川県足柄下郡)、7月にマックスバリュエクスプレス沼津岡宮店(静岡県沼津市)、8月にマックスバリュ藤枝薮田店(静岡県藤枝市)を開設した。2店舗を改装した。一方で店舗の建て替えのために2店舗を閉店した。国内事業における店舗数は226店舗。

中国事業ではコロナ禍で実店舗からネットへのシフトが顕著となったことから、イオンマックスバリュ(広州)商業有限公司、イオンマックスバリュ(江蘇)商業有限公司では、ネット事業における販売体制の強化に取り組んでいる。

10月7日に通期予想を営業収益は100億円上振れの3460億円、営業利益100億円、経常利益98億円、純利益43億円と上方修正している。

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