スーパーバリュ―news|第2Q売上高419億円12%増/コロナ特需で黒字化
(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、岸本圭司社長)の2021年2月期第2四半期は、売上高419億4500万円(前年同期比11.8%増)、営業利益10億5300万円(前年同期は7億5600万円の営業損失)、経常利益10億9900万円(前年同期は7億0300万円の経常損失)、四半期純利益8億9200万円(前年同期は7億0800万円の四半期純損失)。コロナ感染症拡大のなか、内食需要が高まり、業績を大きく改善している。
スーパーバリューは埼玉、東京、千葉の1都2県に、スーパーマーケットとホームセンターを併設した複合型小売店鋪とスーパーマーケット単独店を展開している。事業部門別の売上高は、スーパーマーケット事業が337億0600万円、ホームセンター事業が82億3900万円。
営業利益率は2.5%、経常利益率は2.6%。
緊急事態宣言中に閉店時間を1時間短縮していたが、解除後は5割程度の店舗を通常閉店に戻して営業した。第1四半期に自粛していたチラシ販促とポイント販促も再展開。ポイント販促では厳選500品の「ポイントプラス」セールを実施した。巣ごもり消費、特別定額給付金の支給による需要もあり、既存店売上高は前年同期比107.0%と伸長した。
スーパーマーケット部門では生鮮の利益改善に取り組んだ。グロサリーおよびホームセンターでは在庫の適正化に取り組み、ロス削減による利益改善を図った。巣ごもり需要もあって、売上総利益率は前年同期比で2.5ポイント上回る23.2%にまで改善した。
1店舗を閉店し、1店舗を改装している。8月末の店舗数は34店舗。