サンドラッグnews|第2Q売上高3165億円の微減収/郊外店好調

(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の2021年3月期第2四半期は、売上高が3164億5900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益196億7100万円(0.7%減)、経常利益201億1000万円(0.1%増)、四半期純利益134億7800万円(0.4%減)。

営業利益率6.2%、経常利益率6.4%。

ドラッグストア事業の売上高は2102億4600万円(5.1%減)、営業利益は135億4600万円(11.0%減)。ドラッグストア事業は新潟県、福島県で店舗展開する(株)星光堂薬局、北海道の(株)サンドラッグプラスとFC店舗で構成される。

コロナ禍でマスク・消毒液などの感染症予防対策商品や食料品・日用品などの巣ごもり需要が増加し、郊外店舗が好調だった。しかし、インバウンド需要の消失や駅前店舗の客数の減少、夏場の天候不順による季節商品の不振、そして昨年の消費税増税前の駆込み特需の反動減から、売上高は前年同期を下回った。チラシなどの販売促進自粛、キャッシュレス決済拡大やセミセルフレジ導入によって経費削減に努めたが、営業利益は前期を1割下回った。

14店舗を新規出店し、32店舗を改装、5店舗を閉鎖した。

ダイレックス(株)のディスカウントストア事業は売上高が1275億3800万円(10.2%増)、営業利益は61億3500万円(33.8%増)と好調だ。生鮮食品を扱う大型店舗を中心に好調に推移した。9店舗を新規出店し、6店舗を改装、1店舗を閉鎖した。

9月末のグループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業が885店舗。その内訳は直営店695店舗、星光堂薬局68店舗、サンドラッグプラス61店舗、フランチャイズ店61店舗。ディスカウントストア事業300店舗。合計では1185店舗。

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