ライフnews|第3Q営業収益7.2%・経常利益149.4%の増収大増益

(株)ライフコーポレーション(大阪本社:大阪市淀川区・東京本社:東京都台東区、岩崎高治社長)が2021年2月期第3四半期の連結業績を発表した。

累計の営業収益は5683億1400万円(前年同期比7.2%増)、営業利益211億5000万円(158.5%増)、経常利益217億5000万円(149.4%増)、四半期純利益144億2600万円(164.9%増)と増収大増益の好決算だ。

4店舗の新規出店や18店舗の改装効果、巣ごもり・内食需要の高まりから客数が増加したこと、おいしさを追求した各種商品施策等の成果などが営業収益増に寄与した。一方で、売上げ拡大に伴う人員増に加え、新型コロナウイルスの感染リスクと向き合いながら業務に取り組む従業員への緊急特別感謝金を支給したことなどによって人件費が増加した。さらに、感染症対策費用や店内改修、配送運賃などの物件費も増加した。しかしながら、売上総利益の増加がコスト全体の増加を大きく上回った。

営業利益率は3.7%、経常利益率は3.8%。

小売事業の営業収益は5676億5000万円(前年同期比7.2%増)、売上高は5512億3300万円(7.2%増)、セグメント利益は216億1500万円(147.0%増)だ。

近畿圏における商品供給力を質・量ともに高めるため、精肉加工に特化した堺プロセスセンターを3月に開設した。また、2019年から出店を始めたAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now」の配送地域は、東京23区と都下4市に拡大、近畿圏も大阪市の21区と府下3市に拡大している。

部門別売上高は、生鮮食品部門2346億6600万円(9.6%増)、一般食品部門2412億8000万円(6.8%増)、生活関連用品部門503億7500万円(6.9%増)、衣料品部門176億3800万円(9.9%減)、テナント部門72億7200万円(2.5%減)。

その他の事業では、(株)ライフフィナンシャルサービスの営業収益が17億3700万円(22.4%増)、セグメント利益は1億3400万円(前年同四半期差1億6700万円増)。

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