U.S.M.Hnews|第3Q営業収益5490億円6.7%増・経常利益3倍の140億円

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(U.S.M.H、東京都千代田区、藤田元宏社長)の2021年2月期第3四半期は、営業収益が5490億1900万円(前年同期比6.7%増)、営業利益138億0300万円(194.5%増)、経常利益140億2100万円(188.3%増)、四半期純利益77億2300万円(530.8%)の増収・大幅増益だ。

営業利益率2.5%、経常利益率2.6%。

(株)マルエツ単体の営業収益は2965億5800万円(前年同四半期比6.2%増)、(株)カスミ単体の営業収益は2145億4100万円(前年同四半期比7.5%増)、マックスバリュ関東(株)単体の営業収益は350億1100万円(前年同四半期比7.2%増)。

内食需要の高まりから精肉・鮮魚・青果・一般食品・日配食品・生活用品の各部門で前年同期を上回った。販売費及び一般管理費では、フルセルフレジ・セミセルフレジの導入や作業標準化といった生産性向上の取り組み、本部と店舗の人員配置の見直し、そして食品や日用品など需要増加への対応のために人員の拡充を行ったことにより、人件費は前年同四半期比で2.7%増したが、売上げ、営業利益の大幅な伸びがカバーした。

ユナイテッドグループはスマートフォンを使った新しい買物スタイルの提案やネットスーパーの拡大など、新たな生活様式に対応するデジタル化に注力している。新たに、スマートフォンで注文した商品を店頭やエリア内の指定配送先で受け取る「オンラインデリバリー」を開始、順次展開を拡大する予定だ。またAIデジタルサイネージを活用した広告配信・マーケティングサービス「イグニカ(ignica)サイネージサービス」も展開する。カスミで導入が進む「Scan&Go Ignica」はマルエツでも11月から運用を開始している。

グループのプライベートブランド商品「eatime」の開発も進む、11月末段階で104品目となった。

マルエツが5店舗を新設し2店舗を閉鎖、カスミが2店舗を新設した。グループの11月末の店舗数は526店舗。

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