マミーマートnews|第1Q売上高332億円12%増・経常利益2倍の好スタート
(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)の2021年9月期の第1四半期は、売上高が332億0300万円(前年同期比12.2%増)、営業利益18億6600万円(140.6%増)、経常利益20億1800万円(125.5%増)、四半期純利益13億5000万円(139.5%増)と、コロナ禍で増収増益のスタートを切った。
営業利益率5.6%、経常利益率6.1%。
マミーマートは2つの店舗モデル構築を進めている。1つは半径500mの小商圏での地域ニーズにきめ細かく対応する「新マミーマート」、もう1つは、広商圏をカバーする生鮮食料品特化型の「生鮮市場TOP」だ。
主力の生鮮食品は、産地や市場から直仕入の構成を高めることで鮮度の向上に努める。また、頻度品は圧倒的価格で単品大量販売をして、1単品あたりの売上げ、利益を向上させていく新たな販売手法の確立を目指している。
「ローコストオペレーションの確立」に向けた取り組みでは、取り扱いアイテムの絞り込みや、日替わり特売中心からEDLP化することにより、値札の付け替え工数や棚替え、品出しといった日々の売場変更にかかる作業工数の低減を図っている。とくに生鮮食品は、納品後即陳列可能なアウトパック商品の構成比率を上げることで、店内加工の作業工数を減らし、作業の単純化を進めている。
2020年10月に生鮮市場TOP足利店(栃木県足利市)、11月に生鮮市場TOP北上尾店(埼玉県上尾市)を改装オープンしている。12月末の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含めて78店舗。