クリエイトSDnews|年商3385億円5.9%増・経常4.7%増/巣ごもり需要好調

神奈川県を地盤にドラッグストアを展開する(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が2021年5月期の連結業績を発表した。

売上高は3384億7600万円(前年同期比5.9%増)、営業利益186億2900万円(4.7%増)経常利益190億6100万円(4.7%増)、純利益123億7600万円(1.0%増)の増収増益だ。

営業利益率5.5%、経常利益率5.6%。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、マスク・消毒液・ハンドソープなどの感染予防商品や、食料品・日用品などの巣ごもり需要商品が伸長した。一方で、メイク化粧品、感染予防対策の習慣化による総合感冒薬の需要が減少した。調剤薬局は医療機関受診の手控えや長期処方もあって、処方箋応需枚数は減少した。

非接触や三密回避のために、自社電子マネー機能付きポイントカード「おさいふHippo」や「処方せん送信機能付き電子お薬手帳アプリ」の利用促進を図った。

ドラッグストアは39店舗を出店、経営効率化の観点などから5店舗を閉鎖した。調剤薬局は、調剤専門薬局を1店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局を33店舗開局し、2店舗を閉局した。

5月末の店舗数はドラッグストア659店舗、調剤専門薬局36店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局226店舗の合計262店舗。またスーパーマーケット事業は5店舗、介護事業では介護付有料老人ホーム2施設、デイサービスセンター39施設を運営する。

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