ナフコnews|第1Q562億円/経常利益率8.1%と高水準

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)が2022年3月期の第1四半期決算を発表した。

売上高は562億3800万円、営業利益は44億5600万円、経常利益が45億4100万円、そして四半期純利益28億1700万円。

なお、この第1四半期の期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、前年同期との比較はしてない。当期の実績値と前期の実績値を単純比較した場合の増減率は、売上高は前年同期比13.7%減、 営業利益は41.1%減、経常利益は40.8%減、四半期純利益は40.3%減となる。

営業利益率は7.9%、経常利益率が8.1%。

セグメント別の状況を見ていく。

資材・DIY・園芸用品は売上高279億6200円、売上総利益99億6100万円、売上総利益率は35.6%。「収益認識に関する会計基準」適用前の前年同期と単純比較した場合の増減率は、売上高は 10.0%減、売上総利益は10.9%減(他のセグメントではカッコ書きで減少幅を示す)。前年の外出自粛により伸長したガーデニングやDIYの需要が減少し前期を下回っているが、コア部門である園芸部門などが回復傾向となっている。

生活用品は売上高135億6700万円、売上総利益39億2200万円、売上総利益率は28.9%(売上高21.2%減、売上総利益21.6%減)。マスクやアルコール除菌商品をはじめとした新型コロナウイルス感染対策商品の需要減により前年を下回ったが、アウトドア用品が引き続き好調に推移している。

家具・ホームファッション用品は売上高103億6100万円、売上総利益43億5000万円、売上総利益率は42.0%(売上高10.9%減、売上総利益9.0%減)。在宅勤務や巣ごもり需要の需要減もあり低調だったが、ベッドやソファなどの大型家具が好調に推移した。

その他は売上高43億4700万円、売上総利益13億3200万円、 売上総利益率は30.6%(売上高17.1%減、売上総利益18.8%減)。車用の消臭除菌剤などが需要減により低調だった。

 

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