コスモス薬品news|第1Q売上高1894億円/食品比率58%で1142店舗

(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の2022年5月期第1四半期は、売上高が1894億0900万円(前年同四半期は1891億6100万円)、営業利益85億5600万円(同106億5500万円)、経常利益93億0100万円(同112億2000万円)、四半期純利益62億4300万円(同4億9000万円)。

同社では「収益認識に関する会計基準」等を第1四半期連結会計期間の期首から適用している。この会計基準の変更によって前年増減については発表していない。しかし微増収減益だった。

営業利益率4.5%、経常利益率4.9%。

コスモス薬品グループはコロナ禍の価格志向に、さらに価格競争力を高めて対応した。第1四半期に関東地区に4店舗、中部地区に1店舗、関西地区に2店舗、九州地区に6店舗の計13店舗を新設している。

商品別売上高は、医薬品が304億0700万円(構成比16.1%)、化粧品が181億9800万円(9.6%)、雑貨が291億1700万円(15.2%)、一般食品1094億2200万円(57.8%)、その他20億1600万円(1.1%)。食品比率は58%までに高まってきた。

地域別売上高は、関東地区29店舗が36億400万円、中部地区74店舗が97億320万円、関西地区173店が267億5200万円、中国地区183店が293億8300万円、四国地区118店が198億9400万円、そして九州地区565店が1000億0300万円。

総店舗数1142店で1894億0900万円だから、単純計算で1店当たり年商換算すると6億6343万円となる。そして一般食品売上構成比率が57.8%だから、食品の販売額は3億8346万円。コスモス薬品が出店すると、約4億円の需要が既存スーパーマーケットから奪われることになる。

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