ベルーナnews|第2Q売上高1058億円(16.1%増)・経常利益51億円(0.5%減)
(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)が2022年3月期の第2四半期決算を発表した。
売上高1058億0800万円(前年同期比16.1%増)、営業利益47億5600万円(4.2%増)、経常利益51億0000万円(0.5%減)、四半期純利益32億1000万円(9.8%増)。
営業利益率4.5%、経常利益率4.8%。
セグメント別の経営成績は以下のとおり。
「総合通販事業」の売上高は470億4400万円(4.6%増)、セグメント損失は5億2500万円(前年同期は17億2900万円のセグメント利益)となった。稼働顧客数増加に伴い、前期に引き続き積極的な広告宣伝を行った一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が一巡し、既存顧客のレスポンスが前年同時期と比較し鈍化した。
「化粧品健康食品事業」は売上高81億3800万円(9.6%減)。新規顧客獲得に向けた広告宣伝費を縮小したことにより、セグメント利益は11億9300万円(63.9%増)となった。
「グルメ事業」売上高は119億1300万円(21.6%増)、セグメント利益は5億3900万円(6.2%減)となった。
「ナース関連事業」は前年同時期に特需のあったマスクやパルスオキシメーター等の医療雑貨・消耗品需要が縮小した。売上高は87億6500万円 (11.1%増)、セグメント利益は7億7200万円(26.1%減)。
通販代行サービスおよび封入・同送サービスを行う「データベース活用事業」の売上高は75億5300万円(11.5%増)で、セグメント利益は28億8600万円(11.1%増)と好調に推移した。
「呉服関連事業」は営業時間短縮や臨時休業の影響があったものの、前年同時期と比較すると、影響は縮小した。売上高は101億8900万円(23.4%増)、セグメント損失は8億3400万円(前年同期は17億1100万円のセグメント損失)となった。
「プロパティ事業」のホテル事業では、国内移動制限の影響や外国人入国規制の影響があったが、海外不動産を売却したことにより、売上高は107億7500万円(246.4%増)となり、セグメント利益は9億7300万円(前年同期は4600万円のセグメント損失)となった。
最後に「その他の事業」売上高は19億3700万円(2.2%減)となり、セグメント損失は5100万円(前年同期は1億5900万円のセグメント損失)だった。