サツドラnews|第3Q特需落ち着き売上高625億円1.3%減・経常利益1.5%増

サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)の2022年5月期第3四半期(2021年5月16日~2022年2月15日)は、売上高が625億2000万円(前年同期比1.3%減)、営業利益が4億0900万円(7.5%増)、経常利益が4億5700万円(1.5%増)となり、四半期純利益は2億6700万円(41.7%減)だった。

営業利益率、経常利益率ともに0.7%。

リテール事業の売上高は619億0700万円(1.9%減)、セグメント利益は3億2300万円(16.0%減)。リテール事業は主に北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗と、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗を運営する。主力のドラッグストアは前年に発生した衛生関連用品、食料品、日用品の特需反動と、オミクロン株の拡大で客数が減少したことから売上高は前年を下回った。サッポロドラッグストアーは、1号店オープンから創業50年目を迎え、記念フェアを企画、実施している。調剤薬局は、前期に開設した併設調剤店舗の増収効果もあり、売上高は前年同期を上回った。

2月15日段階の店舗数は、ドラッグストアフォーマットが176店、インバウンドフォーマットが14店、調剤薬局店舗が10店舗の計202店舗。

ITソリューション事業の売上高は1億2100万円(284.2%増)、セグメント利益は3700万 円(前年同期はセグメント損失300万円)と黒字化した。

サツドラグループは2026年5月期を最終年度とする中期経営計画で「地域の生活総合グループへの進化」をテーマに、1.店舗の生活総合化戦略、2.地域プラットフォーム戦略、3.コラボレーション戦略の3つの成長戦略と組織戦略に取り組んでいる。コラボ戦略では2021年5月に、コープさっぽろ店舗事業の日用品部門とフランチャイズ加盟店契約を締結している。

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