クリエイトSDnews|第3Q売上高2606億円3.3%増・経常利益7.8%減

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)が2022年5月期の第3四半期決算を発表した。同社は年度期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いている。

売上高は2606億3600万円(前年同期比3.3%増)、営業利益132億4000万円(8.2%減)、経常利益136億0600万円(7.8%減)、四半期純利益92億2700万円(7.9%減)と増収減益だった。

営業利益率5.1%、経常利益率5.2%。

ドラッグストア事業は、前年同期の感染予防対策商品や巣ごもり商品を中心とした需要拡大に対する反動減があった一方、1月以降のオミクロン株流行による感染再拡大もあり、売上高は食料品を中心に堅調に推移した。

同社はワンストップショッピングのニーズに対応するため、生鮮食品・冷凍食品の品揃えを拡充する等、食品の販売を強化した店舗改装に取り組んでいる。またドラッグストア併設の調剤薬局を推進し、小商圏での利便性や専門性の向上に注力している。

ドラッグストアの新規出店は20店舗。調剤薬局はドラッグストア併設型を32店舗、調剤専門薬局を2店舗開局した。これにより、期末店舗数はドラッグストア678店舗、調剤薬局は調剤専門薬局37店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局258店舗の合計295店舗となった。ほかにスーパーマーケット事業5店舗、介護事業では介護付有料老人ホームを2施設、デイサービスセンター39施設を運営している。

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