サンデーnews|年商497億円4.5%減・経常利益38%減/特需反動で減収減益
東北6県にホームセンター104店舗を展開する(株)サンデー(青森県八戸市、川村暢朗社長)の2022年2月期は、売上高が497億3600万円(前年同期比4.5%減)、営業利益11億0500万円(39.4%減)、経常利益11億5700万円(37.9%減)、当期純利益7億1900万円(35.1%減)の減収減益だ。巣ごもりに関連する商品が昨年の需要増加に対する反動減によって昨年を大きく下回った。
営業利益率2.2%、経常利益率2.3%。
サンデーでは中長期的な方向性として、顧客満足業へステップアップすることを目標に掲げて、日々の活動で具現化するための指針として「提案します 暮らしのヒント!応援します 快適ライフ!」を社内で共有化して事業活動を進めた。期間限定の特売を抑制して、いつでもお買い得価格で購入できる商品を増やすなど、さまざまな面で改革を進めている。
宅配するだけでなくDIYアドバイザーの資格を持つ従業員が補修・修繕・取り付けまで行うサービスの「SUN急便」は、コロナ禍のなかでデリバリーに対する需要が拡大したことから受注件数が増加した。とくに冷蔵庫などの大型家電やエアコンなどの取り付け工事が発生する商品の販売が好調だった。またペットフードや消耗品などのペット用品の販売が好調に推移した。
山形県河北町で約35年間営業してきた河北店を移転増床して河北谷地店として開設。岩手県奥州市にサンデー水沢日高店を新規出店した。能代店をイオンタウン能代にリプレイスしている。
2023年2月期は売上高498億円、営業利益11億5000万円、経常利益12億円、当期純利益6億円を見込む。