アークランドサカモトnews|第1Q巣ごもり消費の反動減で売上高828億円
北陸を地盤にするホームセンターのアークランドサカモト(株)(新潟県三条市、坂本晴彦社長)が2023年2月期第1四半期の決算を発表した。
3月1日~5月31日の業績は、売上高および営業収入827億9000万円、営業利益58億6800万円、経常利益62億7200万円、四半期純利益39億3300万円だった。
2022年2月期は決算期変更に伴い12カ月8日決算となっている。また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。このため、対前年同四半期増減率は記載していない。
営業利益率7.1%、経常利益率7.6%。
ホームセンター部門の売上高および営業収入は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止需要や巣ごもり消費の反動減により、既存店売上高が減少し、645億6500万円となった。その他小売部門の売上高および営業収入も巣ごもり消費が低迷傾向にあり、23億4900万円だった。 その結果、小売事業の売上高および営業収入は669億1400万円、営業利益は38億6100万円となった。
卸売事業の売上高および営業収入は16億3300万円、営業利益は2億1000万円。
同社のもう一つの柱である外食事業は新型コロナウイルス感染症拡大防止に取り組む一方で、積極的な事業展開を行った結果、売上高および営業収入108億9200万円、営業利益11億7800万円だった。主力のとんかつ専門店「かつや」のFC店を含む国内店舗数は2店舗純増の437店舗、「からやま」「縁」のFCを含む国内店舗数は167店舗となった。
不動産事業の売上高および営業収入は31億3400万円、営業利益は8億0500万円。
フィットネス事業「JOYFIT」5店舗と「FIT 365」3店舗を含むその他事業は、徹底した新型コロナウイルス感染症対策により会員数が増加し、売上高および営業収入2億1500万円、営業利益1500万円となった。
通期は、売上高3300億円、営業利益256億5000万円、経常利益250億円、当期純利益140億円を見込む。