コスモス薬品news | 2022年度7554億円/自社競合覚悟の出店継続

(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)は2022年5月期の本決算を発表した。

売上高は7554億1400万円、営業利益297億9600万円、経常利益328億6100万円、四半期純利益231億5500万円だった。「収益認識に関する会計基準」の適用により、前連結会計年度と収益の会計処理が異なることから、前年同期比(%)は記載していないが、表記されている前期売上高(7264億円)より4%の増加となっている。

売上総利益率20.0%(20.0%)、営業利益率3.9%(4.6%)、経常利益率4.4%(4.9%)。( )は前年数値。


その原動力である出店状況は、同社の決算短信に記載されている「自社競合による一時的な収益性の低下も厭わない」とあるように、期中も120店舗の新規出店(6店舗閉店)を行った。地域別の出店数は(カッコは期末店舗数)、関東38店舗(68店舗)、中部25店舗(98店舗)、関西15店舗(85店舗)、中国8店舗(190店舗)、四国8店舗(126店舗)、九州26店舗(582店舗)。計1244店舗となった。

部門別の売上げ状況と構成比は医薬品1165億900万円(15.4%)、化粧品739億9100万円(9.8%)、雑貨1214億4000万円(16.1%)、一般食品4371億1800万円(57.9%)。食品構成比は前期と変わらずだが、6割近い比率となっている。食品構成比の高いフォーマット主体に今期も旺盛な出店を計画しており、2023年5月期は8135億円の売上高を見込んでいる。

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