ベルーナnews | 第1Q売上高534億円(9.3%減)、経常利益24億円(7.8%減)
(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)の2023年3月期第1四半期決算は、売上高534億3900万円(前年同期比9.3%減)、営業利益17億5300万円(24.2%減)、経常利益24億5200万円(7.8%減)、四半期純利益13億8200万円(16.9%減)の減収減益。
売上利益率60.0%(58.2%)、営業利益率3.3%(3.9%)、経常利益率4.6%(4.5%)。( )は前年数値。
主力のアパレル・雑貨の通販事業がコロナ禍の特需効果の一巡により売上減少となった。広告宣伝費の抑制なども行ったが、その他のセグメントの不振により売上高、利益とも減少幅を広げた。
各セグメントの経営成績は以下の通り。
アパレル・雑貨は広告宣伝費を抑制して収益性確保を優先し、売上高265億4900万円(11.7%減)、セグメント利益8200万円(112.3%増)。
化粧品健康食品は台湾でのコロナによる影響やネット広告規制による新規顧客獲得に苦戦し、売上高36億2900万円(13.6%減)、セグメント利益2億7300万円(52.8%減)となった。
グルメは広告宣伝費を増やしたことにより、売上高67億1600万円(4.4%増)、セグメント利益1億8300万円(45.4%減)。
ナース関連はマスクやパルスオキシメーター等の医療雑貨・消耗品需要が縮小し、売上高41億3900万円(6.1%減)、セグメント利益1億5400万円(55.9%減)。
データベース関連は売上高37億5700万円(2.8%減)、セグメント利益14億2400万円(3.2%減)。
呉服関連は売上高44億1900万円(1.8%増)、セグメント損失8億1300万円(前年同期はセグメント損失8億6900万円)。
ホテル運営などのプロパティ事業では、行動制限の解除などにより増収したものの、前年同期の海外不動産売却の影響により、売上高32億3500万円(31.0%減)、セグメント損失2億1900万円(前年同時期利益1億200万円)となった。
その他が売上高12億8500万円(8.0%減)、セグメント利益4700万円(23.4%減)。