マツキヨココカラnews | 第1Q売上高2272億円6割増で統合効果発揮

(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の2023年3月期第1四半期決算が発表された。

売上高は2272億900万円(65.3%増)、営業利益が123億6000万円(72.8%増)、経常利益が135億6300万円(69.8%増)、当期純利益79億3000万円(56.2%増)。

2021年10月1日付で同社は旧(株)マツモトキヨシホールディングス(同社)と旧(株)ココカラファインの経営統合により、現社名へと商号変更を行ったことから各数値とも伸び率は高くなっている。

営業利益率は5.4%(5.2%)、経常利益率は6.0%(5.8%)。( )内は前年数値。

部門別構成比と粗利益率は以下の通り。( )は増減率・ポイント
医薬品:761億7700万円(91.2%)/40.7%(0.1P)
(調剤:364億4800万円(179.7%)/35.9%、-)
化粧品:729億3800万円(56.1%)/34.2%(3.1P)
雑貨:474億9900万円(66.9%)/32.1%(3.1P)
食品:203億6800万円(59.5%)/16.1%(2.5P)
総粗利益率:34.3%(2.5P)

同社は重点戦略を国内とグローバルに分けた設定を行っている。国内では「お客様のライフステージに応じた価値提供」をテーマに、①利便性の追求-お客様との繋がりの深化、②独自性の追求-体験やサービス提供の新化、③専門性の追求-トータルケアの進化と、3つの重点戦略を掲げている。

グローバル戦略では、「アジア市場での更なるプレゼンス向上」をテーマに④グローバル事業の更なる拡大を重点戦略として設定し、経営統合によるシナジー実現に向けた取り組みを進めている。

2022年6月末現在のグループの顧客接点数は、1億1926万、国内店舗数は3353店舗(うち調剤薬局数875店舗、健康サポート薬局数142店舗)。

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