平和堂news|第2Q営業収益2032億円/仕入価格・光熱費高騰で通期下方修正
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社⾧)の2023年2月期第2四半期の業績は、営業収益が2032億1000万円(前年同期2159億6100万円)、営業利益48億2500万円(70億5400万円)、経常利益55億6700万円(76億5900万円)、純利益は29億8200万円(51億4900万円)となった。
営業利益率は2.4%、経常利益率は2.7%。
「巣ごもり消費」の恩恵を受けていた商品は需要が減少した。また商品仕入価格や光熱費が高騰するなど厳しい経営環境のなか、顧客満足度向上や販売力向上と生産性改善のための投資を積極的に実施したことで、一時費用が増加した。
平和堂単体では営業収益は1909億8700万円(0.5%増)、売上高が1800億9300万円(0.5%増)、営業利益が44億4700m何円(28.2%減)、経常利益が60億7800万円(13.1%減)、純利益が36億4400万円(23.5%減)だった。
衣料品は前期比7.7%増と高い伸びを示したものの、食料品は巣ごもり消費の反動から前期比0.2%減となった。既存店は客数が99.1%だったが客単価が101.5%となり、売上高は100.7%。
上期はビバホーム一宮店(愛知県一宮市)を3月1日に新規出店した。6店舗の大規模改装、2店舗の小規模改装を行った。
平和堂ではウクライナ侵攻による供給面の不安や原材料価格の動向によって、想定以上に商品仕入価格や光熱費が高騰(年初想定と比べ8億円増加)していることから、通期業績を下方修正する。営業収益4090億円は当初計画と変わらないが、営業利益108億円、経常利益122億円、純利益65億円と利益を下方修正した。