いなげやnews|第2Q営業収益1231億円4.6%減・経常利益84.5%減

(株)いなげや(東京都立川市、本杉吉員社長)が2023年3月期第2四半期の決算を発表した。

営業収益が1231億5700万円(前年同期比4.6%減)、売上高が1179億2000万円(4.7%減)の減収となった。売上総利益率は0.3ポイント減少して27.7%となり、売上総利益は326億9400万円(5.5%減)。一方、販売費および一般管理費は、377億0100万円(0.4%減)。

営業利益2億3000万円(88.8%減)、経常利益3億4300万円(84.5%減)、四半期純利益1億0600万円(93.6%減)。

営業利益率0.2%、経常利益率0.3%。

事業セグメントごとの状況は次の通り。

スーパーマーケット事業のセグメント売上高は958億3500万円(5.7%減)、セグメント損失は2億3800万円(前年同期は14億9400万円のセグメント利益)となった。設備投資として、既存店の活性化を引き続き推進し、大泉学園店(埼玉県新座市)、所沢狭山ヶ丘店(埼玉県所沢市)など5店舗の改装を実施した。期末店舗数は132店舗となった。

(株)ウェルパークが営むドラッグストア事業は、セグメント売上高217億4800万円(0.2%増)、セグメント利益は2億9700万円(27.8%減)となった。設備投資として、練馬平和台店(東京都練馬区)を新設した。また、足立舎人店(東京都足立区)、綾瀬深谷店(神奈川県綾瀬市)など15店舗の改装を実施した。一方で1店舗を閉鎖したことにより、期末店舗数は141店舗となった。

小売支援事業は、卸売業の(株)サンフード、店舗警備や施設管理等の(株)サピアコーポレーション、障害者雇用の(株)いなげやウィング、農業経営の(株)いなげやドリームファームで構成されている。セグメント売上高は3億3700万円(0.8%減)、セグメント利益は1億6000万円(13.9%減)となった。

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