ゲオnews|第2Q売上高1726億円13.6%増と過去最高・大幅増益
(株)ゲオホールディングス(名古屋市中区、遠藤結蔵社長)の2023年3月期第2四半期連結業績は、売上高1725億6200万円(前年同期比13.6%増)、営業利益62億9200万円(324.5%増)、経常利益75億7400万円(279.9%増)、四半期純利益45億2500万円(523.6%増)。大幅な円安進行により、為替差益9億2200万円を計したこともあり、増収増益だ。第2四半期の売上高では過去最高を更新した。
営業利益率は3.6%、経常利益率は4.4%。
物価高による生活防衛手段としてリユースへの需要が高まり、2ndSTREETを中心に好調な販売が続いた。新品ゲームのヒットやメディア系リユースのうちリユーススマホの比率が高くなったことを主因に、売上総利益率(粗利率)は、前年同期に比べて1.1ポイント低下した。
2nd STREETの国内店舗数は13店舗増の777店。今期末の800店体制が視野に入った。海外へはアメリカで6店舗、マレーシアで2店舗、台湾で4店舗を出店した。
GEOの主力であるメディア系リユース商材は、リユースゲーム機器本体・リユースゲームソフトともに売上げは減少した。一方、スマートフォン等のリユース通信機器は、2021年10月1日以降発売の端末SIMロック販売の原則禁止によって市場が活性化していている。これによりスマートフォンの販売に好影響として表れ、売上げは増加した。