西松屋news|第3Q売上高1304億円4.4%増・経常利益3.0%減の増収減益

(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村浩一社長)が2023年2月期第3四半期の決算を発表した。
売上高が1304億2700万円(前年同期比4.4%増)、営業利益が102億5300万円(4.2%減)、経常利益が108億6200万円(3.0%減)、そして四半期純利益が70億9200万円(4.9%減)の増収減益となった。

営業利益率は7.8%、経常利益率は8.3%。

商品別の動向として、衣料部門は9月まで気温の高い日が多く、春物衣料や夏物衣料が好調に推移し、さらに10月に気温が大きく下がったことで秋物衣料や冬物衣料が大きく売上げを伸ばした。また、小学校高学年向け衣料が前年と比べて大きく売上げを伸ばした。雑貨部門は粉ミルクなどの食料品、マスクなどの衛生用品、シューズや服飾雑貨などが好調だった。

売上総利益は、円安の影響などにより仕入れ原価が上昇したことで、売上総利益率が35.5%(前年同期比1.3ポイント減)となったものの、売上高が増加したことにより、463億4600万円(0.8%増)となった。また販売費及び一般管理費については、積極的な出店で店舗数が増加したことなどにより、360億9300万円で2.3%増加した。

同四半期は店舗網の拡充を進めるため、31店舗の新規出店を行い、8店舗を閉鎖した。期末店舗数は1059店舗となった。

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