ツルハnews|第2Q売上高4841億円4.7%増・経常248億円9.7%増
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)が2023年5月期第2四半期の決算を発表した。2022年5月16日~2022年11月15日の業績は、売上高4841億0600万円(前年同期比4.7%増)、営業利益247億円(8.8%増)、経常利益248億2000万円(9.7%増)、四半期純利益146億3100万円(14.9%増)となった。
営業利益率、経常利益率ともに5.1%(前年同時期はともに4.9%)。水光熱費の上昇で販売管理費は0.2ポイントの上昇となったが、医薬品販売の増加による粗利益率0.4ポイントの改善により増益となった。
ツルハホールディングスグループでは2025年5月期を最終年度とする新中期経営計画の途上にあり、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・薬局機能の強化、PB戦略では商品開発・売上構成比のアップ、DX戦略では顧客データの販促活用・自社決済サービス開発・ITシステム開発に取り組んでいる。
また、業績管理体制を整備し収益性改善・販売管理費の低減に取り組んできた。
店舗展開では、既存エリアのドミナント強化とともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より76店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、48店舗の閉店を実施した。期末のグループ店舗数は直営店で2551店舗。