アオキスーパーnews|第3Q営業収益688億円・経常損失1.8億円

愛知県のスーパーマーケット企業(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)の2023年2月期第3四半期は、営業収益が688億1800万円、営業損失2億4200万円、経常損失1億8200万円、四半期純損失2億4300万円となった。

なお、今期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、前年同期との増減額および前年同四半期比(%)は記載していない。

業績面では、制限緩和されるなかで消費者行動が変化したこと、資源価格や穀物価格等の高騰に伴う仕入価格の度重なる改定要請で販売促進企画が限定的となったことの影響による来店客数・買上点数の減少、急激な仕入価格の上昇分を十分に販売価格に反映できなかったことの3つの要因により売上総利益は減少していたが、当第3四半期会計期間においては改定後の販売価格が浸透した結果、売上総利益は回復基調に転じた。

コロナ禍で浸透した「新しい生活様式」への対応として、7月上旬に「アオキスーパー公式アプリ」を先行リリースした。続いて7月中旬より「アオキスーパー電子マネー機能付ポイントカード」を発行し、9月からの電子マネーサービスの開始に向けキャッシュレス決済への対応を進めた。新カード発行時のポイントプレゼントキャンペーンや電子マネーチャージボーナス5倍キャンペーンが奏功し、11月末現在、アプリは21万ダウンロード、新カードの発行は31万枚、電子マネーサービスの利用率は33.1%を達成するなど順調に推移している。

販売促進企画における低価格販売を強化した。生鮮食料品に強みを持つことを前面に打ち出し、月に一度、第2水曜日は「魚の日」、第3水曜日は「青果の日」、29日は「肉の日」として、旬の食材やお値打ち品を揃えた企画を実施した。加えて、競合店対策として四半期に一度の大感謝祭・週に一度の日曜朝市等の企画を継続実施した。

店舗政策では、10月にアズパーク店をリニューアルオープンした。また、同10月には、営業開始から25年を迎えたショッピングセンターアズパークにおいて大規模な改修工事を実施した。

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