エコスnews|第3Q営業収益920億円11.2%減・経常利益26.8%減の減収減益
(株)エコス(東京都昭島市、平邦雄社長)が2023年2月期第3四半期の決算を発表した。
2022年3月1日~11月30日の業績は、営業収益920億3400万円(前年同期比11.2%減)、営業利益30億7200万円(27.5%減)、経常利益31億8200万円(26.8%減)、四半期純利益18億2300万円(38.2%減)の減収減益となった。
同社は期首より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しているが、当該収益認識会計基準等を適用しなかった場合の営業収益は998億3700万円(3.7%減)である。
営業総利益については、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善等に努めたが、前年同期と比較すると12億円(4.4%減)減少した。一方、販管費は3400万円(0.2%減)に留まった。
営業利益率3.3%、経常利益率3.5%。
エコスグループはこれまで通り食品スーパーマーケット事業に資源を集中し、経営方針である社是「正しい商売」を徹底し、顧客の信頼と支持を獲得するために、安全・安心でお買得な商品の提供に努め、地域の食文化に貢献できる店舗づくりに取り組んだ。
店舗運営では、地域の実勢価格を丁寧に見極め、集客につながる商品を割安感のある価格で投入した。簡便商品や惣菜商品の強化にも努めた。また、ポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりを強化し、自社電子マネーの導入による顧客利便性の向上を図った。
商品面では、地域市場を活用した商品を積極的に導入した。グループ食品工場で企画・製造した独自商品の提供を拡大し、惣菜売場の活性化に努めた。日配・加工食品は、エブリディロープライス商品を投入するなど積極的な販売活動を推進した。
新規に3店舗(エコスTAIRAYA東久留米店、たいらや栃木都賀店、マスダTAIRAYAつくば桜店)を出店した。11月末の店舗数は131店舗。