ABCマートnews|第3Q売上高2086億円15.5%増・経常利益45.1%増

(株)エービーシー・マート(東京都渋谷区、野口実社長)の2023年2月期第3四半期は、売上高が2085億7100万円(前年同期比15.5%増)となり、営業利益は289億9100万円(46.1%増)、経常利益は297億1000万円(45.1%増)、そして四半期純利益207億0600万円(43.8%増)と増収増益だった。

営業利益率13.9%、経常利益率14.3%。

シューズ業界では、スニーカーを中心としたスポーツ系カジュアルに加え、旅行やレジャーといった屋外での活動が増えたことからアウトドア系ファッションの需要が拡大している。

このようななか、同社グループは、デジタルコマースの活用、グランドステージと複合業態店舗の拡大、スポーツシューズとスポーツアパレルを含めたライフスタイルカジュアルの拡充に対応した。また、季節商品であるブーツ類の販売にも注力した。

期中は国内外合わせて30店舗、累計期間で80店舗を出店した。11月末時点の店舗数は1460店舗。

国内の売上高は1436億7300万円(14.1%増)、セグメント利益は248億1000万円(39.3%増)。地方郊外のショッピングセンターを中心に18店舗を出店し、17店舗を閉店した。店舗数は1081店舗。既存店では、都市型旗艦店「GRAND STAGE」への業態変更と、2バナー以上の複合業態への転換を伴う増床改装を積極的に進めている。

海外の売上高は656億9900万円(18.8%増)、セグメント利益は41億2800万円(105.8%増)。韓国は414億3600万円(17.9%増)、台湾は71億3700万円(43.6%増)、米国は171億1800万円(12.9%増)。2022年9月末の海外店舗数は、韓国305店、台湾67店、米国7店の計379店舗。

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