ジーフットnews|第3Q売上高492億円・経常損失33億円

(株)ジーフット(東京都中央区、木下尚久社長)が2023年2月期第3四半期の決算を発表した。

2022年3月1日~11月30日の業績は、売上高492億円、営業損失31億7900万円(前年同期は営業損失45億4900万円)、経常損失は33億2800万円(経常損失46億4600万円)、四半期純損失は34億8300万円(純損失48億1500万円)となった。

期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しているため、売上売上高の対前期増減率は記載していない。

新型コロナウイルス感染症の影響により毀損した自己資本の増強と安定した財務基盤による経営基盤の再構築を実現させるべく「確実な事業収益力の回復」と「新たな成長を促すデジタルシフト」を重点施策に掲げ、収益構造の抜本的な見直しに取り組んでいる。

確実な事業収益力の回復を図るため、事業基盤の確立を主体に足元の止血策となる不採算事業・不採算店舗の整理と、現状の厳しい環境下においても利益を上げている店舗の改装によるアスビーブランド統一を重点施策に位置づけて取り組みを進めた。当第3四半期においては2店舗の新規出店と12店舗の改装を実施した結果、11月末の店舗数は17店となった。

不採算事業・不採算店舗の整理では、当第3四半期に今後利益が見込めないと判断した18店舗の退店を判断した。11月末における同社グループの店舗数は741店。

既存店舗については、平年と比較して全国的に暖かい日が多かったことなどから、婦人靴や降雪エリアの防寒・防滑アイテムの売上げが苦戦した。一方、アスビーブランド統一の取り組み成果を元に展開拡大に取り組んだスポーツシューズの売上げがシルバーウイーク、全国旅行支援、ブラックフライデーセールなどのイベントによる客数回復や販促効果もあり好調に推移した。また、販売費および一般管理費については、引き続き営業継続店舗の賃料減額や間接部門のコスト削減に取り組み、前年同期実績より22億2100万円の削減となった。

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