エディオンnews|第3Q売上高5386億円1.8%増・経常利益6.2%減
(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)が2023年3月期第3四半期の決算を発表した。
売上高は5385億5400万円(前期比1.8%増)、営業利益は142億1600万円(9.1%増)、経常利益は140億0000万円(6.2%減)、四半純利益は93億8200万円(5.1%減)だった。
営業利益率、経常利益率、ともに2.6%。
同社グループでは、一部の店舗で休業や営業時間の短縮を実施した前年に比べると、売上げが回復しつつある。
商品別では、映像家電は、前年と比較すると低調だったものの、アナログ停波時に購入した商品からの買い替え需要が継続し、売上げを下支えしている。季節家電は、年末にかけて寒さが厳しくなったことから好調だった。住宅設備は、商品供給状況が持ち直したことから売上げが伸長した。生活家電、ゲーム・玩具、携帯電話も前年を上回った。
(株)ニトリホールディングスとの協業第一弾として、10月22日にエディオン倉敷本店(岡山県)に「エディオン×ニトリ」コラボブースを開設した。11月には、エディオン豊中店(大阪府)、12月には、エディオン伊丹店(兵庫県)でニトリのキッチンボード(食器棚)の取扱いを開始した。1月以降、シングルベッドやマットレス、テレビ台にもなるローボードなど新生活に必要なものを揃えた「インテリアパック」の取り扱いも追加し、エディオングループ直営店舗全店(エディオン・100満ボルト)に拡大する。
店舗展開では、家電直営店として5店舗を新設、2店舗を移転、1店舗を建替えした。非家電直営店として1店舗を閉鎖した。また、フランチャイズ店舗は4店舗の純増加となった。これにより12月末の店舗数はフランチャイズ757店舗を含めて1210店舗となった。
通期は、売上高7360億円(3.1%増)、営業利益225億円(19.7%増)、経常利益225億円(4.2%増)、当期純利益140億円(6.8%増)を見込む。