ゲオnews|第3Q売上高2797億円14.2%増・経常利益84.3%増

(株)ゲオホールディングス(名古屋市中区、遠藤結蔵社長)の2023年3月期第3四半期連結業績は、売上高2796億9600万円(前年同期比14.2%増)、営業利益113億5700万円(100.6%増)、経常利益122億4700万円(84.3%増)、四半期純利益72億3200万円(67.9%増)。

営業利益率は4.1%、経常利益率は4.4%。

リユース系リユース商材は、リユースラグジュアリー商材の売上げが想定より下回った。リユース衣料服飾雑貨は、物価高による生活防衛手段として需要が高まり、また、リユース購入に対する抵抗感が薄くなる意識変化もあり、想定以上に推移した。

メディア系リユース商材は、旧作ゲームソフトの購入でもダウンロード版の普及が浸透してきている。リユースゲームソフトの売上げは減少したが、ゲームソフトのタイトルには恵まれリユースゲーム機器本体は売上げが増加した。

また、スマートフォンやタブレット端末等のリユース通信機器については、2021年10月1日以降発売の端末SIMロック販売の原則禁止により市場の活性化に加え、新品価格の高騰による節約志向が、リユース通信機器の販売に好影響としてあらわれている。

新品商材では、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の供給改善が、クリスマス・年末商戦に間に合い売上げは増加した。レンタル商材では、配信サービスの普及とレンタル市場の縮小に伴い、想定の範囲内で売上げは減少した。

12月末の店舗数は直営1822店、FC185店の計2007店。

 

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