コナカnews|第1Q売上高171億円・6.7%増/客単価増が寄与
(株)コナカ(神奈川県横浜市、湖中謙介社長)が2023年9月期第1四半期の決算を発表した。
2022年10月1日~12月31日の業績は、売上高171億4200万円(前年同期比は6.7%増)、営業損失1500万円(前年同期は営業損失7億1400万円)、経常利益1億7000万円(前年同期は経常損失2億5100万円)、四半期純利益5億5700万円(前年同期は四半期純損失1億2400万円)だった。
主力のファッション事業については、売上高は客単価が前年同月を上回って推移し、(株)サマンサタバサジャパンリミテッドの第3四半期(2022年9月1日~11月30日)と合わせ、164億6800万円(6.6%増)となった。
創業70周年の節目の年に、「コナカ・フタタ」において「着飾れ!ニッポン!」を年間スローガンとして掲げ、1着で7通りの着こなしができる「ULTRA MOVE 7WAY スーツ」を投入するなど、生活様式の変化を捉えた商品企画やキャンペーンを展開した。
また、「SUIT SELECT」では、伸縮性など機能性に優れた「4S」シリーズと高級素材を用いたスーツが好調で、一品単価と粗利益率を押し上げた。さらに、「DIFFERENCE」では新規出店を加速させ、特に百貨店内の店舗が顧客層を拡大している。
フードサービス事業については、かつやがテレビCMの効果によって好調で、売上高は4億6000万円(9.5%増)となった。
教育事業については、「Kids Duo」の生徒数が増加し、売上高は2億1400万円(5.3%)だった。
通期は、売上高720億1100万円(14.0%増)、営業利益5億3100万円、経常利益12億1300万円、通期純利益4億7700万円を見込む。