MrMax news｜年商1269億円1.7%増･経常利益4.1%増/PB2割増と好調

(株)ミスターマックス・ホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)の2023年2月期は、営業収益（売上高＋不動産賃貸収入＋その他の営業収入）が1269億0400万円（前期比101.7％）の増収だ。営業利益は46億3200万円（前期比103.2％）、経常利益は45億2300万円（前期比104.1％）、純利益は、34億2700万円（前期比120.1％）。

営業利益率は3.7％、経常利益率は3.6％。

粗利益率は、商品在庫高をコントロールし、PB商品が好調だったことから前期に比べ0.3％改善して22.7％となった。電力料やキャッシュレス決済手数料などが増加し、販売費及び一般管理費は、278億5300万円（前期比102.5％）と増加したものの、営業利益が前年を上回ったことで増収増益となった。

2022年８月までPB商品1000品目の価格据え置きを実施した。また、2022年９月から実施したナショナルブランド商品2000品目の値下げ企画は、対象商品の売上高が前年比30％増となるなど好調に推移して、既存店売上高は、前期比101.6％となった。また節約意識の高まるなか、PB商品の売上高は前年同期比２割増加した。また省エネタイプの家電への買い替えが進み、冷蔵庫や洗濯機が好調で家電は前期比14.6%と伸長した。さらに外出機会の増加に伴い、レジャー用品や小型のペットボトル飲料などが売上げを伸ばした。

2024年2月期は営業収益1295億円、営業利益40億円、経常利益38億円、純利益25億円を見込んでいる。