天満屋ストアnews|営業収益577億円・経常利益20億円/減収減益
(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)の2023年2月期決算は、営業収益が577億3500万円、営業利益20億6300万円(3.9%減)、経常利益20億9900万円(14.5%減)、四半期純利益10億6700万円(1.2%増)。減収減益となった。
営業利益率3.6%(3.2%)、経常利益率3.6%(3.7%)。( )は前年数値。
中核の小売事業では、スーパーハピープライスによるEDLP(低価格戦略)の強化や曜日販促およびハピーカードの新販促に取り組むとともに、ウィズコロナのもと短時間や非接触での買物ニーズにあわせスマートレシートの導入やキャッシュレス決済を推進した。
キャッシュレス専用セルフレジの設置、ネット販売の拡大、店舗環境の整備を継続し感染防止策を徹底した。
また、店舗面では2022年3月に総社溝口店(岡山県総社市)の全面改装、高梁店(岡山県高梁市)にホームファニシングストア「ニトリ」を導入するほか、4月に岡南店(岡山市南区)に生活雑貨専門店「ロフト」、7月にマタニティ&ベビー・キッズ専門店「アカチャンホンポ」、11月に岡北店(岡山市北区)に衣料品・生活雑貨・食料品販売の「無印良品」を導入した。
2月に卸センター店(岡山市北区)を全面改装するなど、既存店舗の活性化に努めた。小売事業の営業収益は513億6600万円(前期は618億8800万円)、営業利益は19億1000万円(前連結会計年度比1.1%増)。収益認識会計基準等の適用により、営業収益は120億900万円減少した。